coffeebookの日記

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妊娠中のママに教えたい!食べ物・飲み物講座(2回目)

〜妊娠中のママに教えたい!食べ物・飲み物講座2回目〜

前回に引き続き、妊娠中の食べ物、飲み物などのポイントをご紹介する。今回は、「水分補給」と、「心の栄養」についてだ。

 

妊娠中は充分な水分補給を!

妊娠中は、通常時よりも多くの水分補給が必要だ。むくみや頻尿が気になって水分を控えるのはNG!

むくみや頻尿は、赤ちゃんが成長し、子宮が大きくなることで血管や膀胱が圧迫されるために起こる。このような状態で水分を控えてしまうと、血液の濃度が上がり、サラサラで健康な血液を赤ちゃんへ送れなくなってしまう。また、膀胱が圧迫されることで残尿が起こると、尿に雑菌が溜まりやすくなり、膀胱炎などの原因にもなるのだ。
水分をしっかり取ることで、体内の血液を健康に保ち、尿の量を増やして雑菌の繁殖を抑えることができる。妊娠中に起きやすい便秘の解消にもつながるだろう。

特に、つわりが重い場合には脱水症を起こさないよう充分な注意が必要だ。
水分不足により体内の水分が2.5パーセント以上失われると、脱水熱という発熱が起こり、命の危険すらある。吐き気がひどく、水分も摂れない状態の時は、必ず産院で相談しよう。

 

水分補給のポイント
水分を取る時は、一度にたくさんの量を取ると胃に負担をかけてしまうめ、一回200mlを目安に、こまめに飲むようにしよう。通常でも、人の体は飲み物+食品の水分で1日に2ℓの水分が必要。妊娠中は赤ちゃんの分も考え、それよりも少し多めを心がけることが理想的だ。
妊娠中の飲み物は、水や白湯、麦茶、ノンカフェインのお茶などがよいだろう。

 

心にも栄養を!健やかな赤ちゃんの成長のために、ゆったりとおおらかに
妊娠中のママと赤ちゃんの健康のためには、「過敏にならない」こともまた大切なポイントと言えるだろう。たくさんの情報に神経質になりすぎて、好きな飲み物や食べ物を一切絶ったりすることは、ママにとっては大きなストレスになってしまう。

食べ物も飲み物も、偏り過ぎずにバランスよく摂るように心がけよう。そして、様々な情報は参考程度におおらかに捉え、ポイントを押さえた快適な生活スタイルを考えてみよう。不安に囚われるのではなく、ママと赤ちゃんの大切な時間をゆったり楽しむことが大切だ。

 

以上、2回にわたり、妊娠中の食べ物や飲み物のポイントをご紹介してきた。いかがだっただろうか。
「へー、役に立った!」と思ってもらえれば幸いだ。

妊娠は、生命を生み出すための大仕事。女性の体の様々な部分に、大きな変化が現れる。また、それに伴う体調の変化も激しいものだ。
不安ばかりを抱えず、必要な情報を適度に守りながら、ゆったりとした時間を過ごすことが何よりも赤ちゃんとママのためになるだろう。