coffeebookの日記

好きなことを好きなように綴ってしまいます。つれづれなるまま。

なんだかハマる!?食べ物の謎

昨日は、外出のついでにふらっと入った近所の店で、ペヤングソース焼きそばとリポビタンDを買った。ランチ用の買い物だということが明らかな時間帯。

レジのおばちゃんにちらっと見られた。「なんつうセンスのないメニューだ」と思ったんだろう。いいのだ。ふいに食べたくなっちゃったんだから。

 

そこで、今回は、「不意にどうしても食べたくなるもの」について考えたい。

 

まず、先の「ペヤングソースやきそば」。他のどの焼きそばを食べても、結局ペヤングに戻ってしまう。一時は虫の混入で販売中止になったが、それをとがめたり批判したりという声がほとんどなかったことを覚えている。誠実な対応はむしろ好感が持てた。そして現在、ますます信頼できる商品になった気がする。

美味しさの秘密は何だろう。多分、あのソースに何かが隠されているに違いない。濃すぎず、くどすぎず、あっさりしすぎてもいないあの感覚は絶妙だ。昼に出かけたついでにふらっと買いたくなる気持ち、分かる人が多いはずだ。

 

それから、「マクドナルドのポテト」。あれも、無性に食べたくなる時がある。

マクドナルドも以前、肉の管理や異物混入で大騒ぎになった…が、ポテトの原料はジャガイモだ。そしてあの件以降マクドナルドも商品の品質には細心の注意を払ってくれていると信じている。

で、やっぱり食べたくなる。ポテトとコーラを買いたくなる。なぜなんだろう?脳科学者が研究したら、何かが分かるんじゃないだろうか。

 

あと、「グミ」。個人的には「ピュレグミのグレープ」がツボだ。じわっと唾液の出る酸っぱさと味の濃さ、ぐいぐい噛みごたえがある食感がすごく癖になる。疲れてたり、ストレスたまってたりする時は、何だかいい刺激にもなる。コラーゲンもたっぷりだそうだから、いいこと尽くめだ。

 

そして、「柿の種」。あのせんべいのぱりぱりとピーナッツのぽりぽりの繰り返しがたまらない。絶対交互に食べたくなる。こういう技モノがやっぱりロングセラーになるのね、と妙に感心したりする。

昔せんべいやのおかみさんが、せんべい用の型をうっかり踏みつけてしまい、丸かった型がべこっと歪んでしまったそうだ。その型を使ったことが逆にヒットし、その味と形を気に入ったお客さんが「柿の種」という名前をつけたのが始まりらしい。そんな逸話も、伝統を感じさせて魅力的だ。

 

ずらずらと個人的な好みの話ばかりしてきたが、こんな風に、「何だかハマってしまう食べ物」の共通点を探ってみると、人間の好みの根源というものが分かるかもしれない。…これについての考察は、また後日にまとめたいと思う。